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開発物語
 
"" 3つの課題への挑戦
平成6年(1994年)6月、本格的な開発がスタートした
テクノストラクチャー。しかしそこには、
3つの難問が待ち受けていたのです。
 

 

施工性が悪くては意味がない!
 

 「いくら高品質、高強度な住宅を実現する工法であっても、施工しにくければ意味がない」。
 工場生産されるテクノビームをはじめ、主要構造材の標準化を進めながら、実際の現場での省施工化を目標に、構内で試作棟を建設。開発メンバーも自ら工具を手に、検証作業を進めていきました。
 検証作業は6月からスタートし、5ヶ月間で実際の住宅の骨組を2度も建設しては取り壊すという、大変な施工確認実験となりました。朝7時から作業を開始し、日が暮れてからは反省会と翌日以降の作業へのフィードバックの日々。
 その中で「階段ののぼりきり部には木材を使用すべき」、「屋根の納まりはこの方がいい」など、次々と出てくる改善項目を一つ一つクリアしていきました。テクノストラクチャーの特長の一つ、可変空間提案にもつながる「フリーウォールシステム」への発想も、このような気の遠くなるような試行錯誤の中から生まれたものでした。
 そして、3度目の試作棟建設検証作業が完了するころ、新しい年はすでにすぐそこまで来ていました。阪神・淡路大震災の起こる約1ヶ月前のことです。

 

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一つ一つ細かい仕様の確認作業を実施
一つ一つ細かい仕様の確認作業を実施。
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施工性検証の様子
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施工性検証の様子
施工性を検証するため、大工さん全員に背番号ゼッケンをつけてもらい、施工時間を計測しました。
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テクノストラクチャーの産声 3つの課題への挑戦 ナンバー1をめざして